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2022.01.28 ワクワクできる毎日が待っている
動力機械工学科(4月より機械システム工学科)・殿井貴大さん

学校生活

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2022.01.28

ワクワクできる毎日が待っている
動力機械工学科(4月より機械システム工学科)・殿井貴大さん

東海大学の魅力を学生たちに語ってもらう「コウガクの魅力発見」。今回は、JR貨物(日本貨物鉄道株式会社)からの国内派遣留学生として動力機械工学科(2022年4月から機械システム工学科)で学んでいる殿井貴大さん(3年)にインタビューしました。

――動力機械工学科に進学したきっかけは?

JR貨物では電気機関車のメンテナンスを担当する中で、機械への理解をさらに深め、見識も広めたいと思うようになっていったのです。そんな時、国内派遣留学制度があることを知り、応募を決めました。東海大学ではさまざまな学部の授業を受けられるだけでなく、英語をはじめとする語学教育も充実している点に魅力を感じました。

なかでも動力機械工学科を選んだのは、子どもの頃から自動車や機械が好きだったのが理由です。またエンジンにはまだまだ可能性があると感じたのです。エンジンというと自動車に搭載されているというイメージが強いのですが、実際は発電施設や船などの動力としても使われていますし、次世代のエンジンとして熱音響機関や水素エンジンなども開発が進められています。その技術を学ぶことで、より幅広い分野にも視野を広げられると思ったのです。

――動力機械工学科はどんな学科ですか?

目的意識をもって学んでいる学生がたくさんいる学科だと思います。先生方も企業出身をはじめさまざまな経歴を持った方がおり、どの先生も熱いのも特徴です。先生たちと話すだけで、幅広い経験や知識に触れることができるので、ワクワクして楽しいですね。

また、授業や実習などを通して機械にかかわる理論への理解を深められるのが大きな特徴だと思います。現場で働く中で気が付いていなかった、設計者の視点や工学の奥深さも実感できるようになりました。

さらに、他学科の開講科目や英語の授業で、機械工学分野以外で頑張っている人たちとも出会えるのも東海大学ならではのことだと思います。英語の授業でオリンピックプレイヤーとディスカッションしたり、国際人養成セミナーでエアラインパイロットを目指す航空宇宙学科航空操縦学専攻の学生と一緒に学んだりしたのですが、皆、人間性も素晴らしく大きな刺激を得ることができました。

将来的にはこの学科で得た貴重な体験を用いて、現場で働く人と設計などで働く人との橋渡しができる人になれればと思いますし、JR貨物ではさまざまな種類の機関車や貨車を所有しているので、学んだ知識を応用して新しい技術の開発等に挑戦していきたいです。

――卒業研究ではどんなことを手掛けていますか?

排気ガスや二酸化炭素を一切発生させない「アルゴンクローズドサイクル水素エンジン」というものを研究しています。夢があるエンジンなのでとても魅力的です。

卒業研究は、先人たちが積み重ねてきた知見や理論をしっかりと理解することから始まります。そのうえで課題を見つけ、実際の研究に取り組んでいくことになります。まだ研究室に入って半年ほどですが、先人の知識を自分なりに理解し、批判的な目でも検討する力がついていると感じています。

自分なりに学び、考えていく力は社会人にとってとても大切なものです。研究を通してそうした力が身につくのはとてもありがたいですね。

――高校生へのメッセージをお寄せください

東海大学は魅力的な先生と友人に数多く出会える場所です。私自身、大学への進学の検討中には悩むこともありました。でも今は、毎日ワクワクして、刺激的で、本当に充実した毎日を送ることができています。

新しい道に挑戦する時、その一歩目を踏み出すのがとても難しいと思います。まして新型コロナウイルスが広がり、社会があまりにも早く変わっている現代では、判断の基準すらよくわからなくなっています。そんな時だからこそ自分自身を見失わず、自分の目標や夢を大切にしてください。それこそが、次のステップに進む原動力になるはずです。

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