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2022.01.26 研究を通して成長できる
生命化学科3年(4月より生物工学科) 三浦舞友さん

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2022.01.26

研究を通して成長できる
生命化学科3年(4月より生物工学科) 三浦舞友さん

東海大学の魅力を学生たちに語ってもらう「コウガクの魅力発見」。今回は、吹奏楽研究会の学生指揮者を務めつつ、三橋弘明准教授の研究室でゼブラフィッシュを使った研究にも従事している生命化学科3年の三浦舞友さんにインタビューしました。

――生命化学科を選んだ理由は?

教職の資格が取れて、得意な理系の学科だったこと、化粧品メーカーに興味があったことから生命化学科に進みました。

中学生の頃から吹奏楽部に所属しており、いつか吹奏楽の指導者になりたいという夢を持っていたのです。その夢を実現するには、教職の資格を取れるこの学科がいいと思いました。

――生命化学科はどんな学科ですか?

話しやすい人が多く雰囲気のよい学科ですね。

同級生とも気軽に話ができるし、先輩たちも親切に接してくれます。教育実習を経験している先輩からは、今の中学校の様子や生徒の雰囲気など、経験者でなければわからないことを教えてもらえるのでとても助かります。

――どんな力が付いてきましたか?

自分なりに調べ、考える力がついてきたと感じています。

特に卒業研究に取り組むようになってからその実感が大きくなってきました。1、2年生の頃は、授業で学んだことを復習して試験で合格点を取ることが目的になりがちです。しかし、研究室に入って研究を始めると「ここまでやればいい」というものがなくなります。

私はゼブラフィッシュという熱帯魚を使って細胞の中にあるミトコンドリアの働きを調べる研究をしているのですが、研究を進めるためには授業で学んだことを復習しつつ、ゼブラフィッシュの飼育方法や遺伝子組換え技術、分析機器の使い方などさまざまなことを学ぶ必要があります。また、自分で調べたことや研究成果をゼミのメンバーの前で発表する機会も定期的にあるので、自分なりに調べ、考える力がどんどんついていきます。

――部活動との両立の秘訣は?

時間のやりくりを工夫することだと思います。

私の場合は、前日の夜に翌日にやることをリストにしておくようにしています。1時間半ほどの通学時間では比較的簡単を携帯電話で済ませ、実験のレポートなど少し時間のかかる課題は授業の空き時間を利用するようにしています。

――部活動の魅力は?

大好きな音楽を通じて、さまざまな背景を持った人と出会えることです。

また、北海道から九州まで、いろいろな出身地の人がいますし、所属学科もさまざまです。もちろん、話しやすい人もいれば、話があまり合わない人もいます。そうしたさまざまな個性や考え方を持った人と接することで、社会人になってからも役立つコミュニケーション力が身についているなと実感しています。

――高校生へのメッセージをお寄せください。

将来の目標があれば、その目標をかなえられる学科をしっかり探してください。そのうえで、取得できる資格や学科紹介のホームページ、動画、先輩の声などをしっかり見て、自分なりのイメージを作るようにした方がいいと思います。可能であれば、その学科に通っている先輩のつてをたどって、直接聞いてみるのもいいと思います。

私は付属高校に通っていたので、吹奏楽部出身の先輩に連絡を取って情報収集をしました。

あと、文化祭や体育祭など、高校生でなければできない経験を思いっきり楽しんでください。大学生になるとこうしたイベントも、高校のようなクラスもなくなります。それはそれで楽しいのですが、やはり高校は高校で貴重な時間だと思います。ぜひ、今を大切にしてください。

 

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