工学部の特色
理工系全般の教育と研究が盛ん「現代社会と科学技術のつながり」を重視した学問の府
東海大学工学部は、科学技術を駆使した工学の汎用的な知識と技能、専門領域の実課題に対して実践する考え方と実行力、創造力を学ぶ伝統のある学部です。
国際的および学際的な視点に立って現代文明の変化と課題を学び、科学技術を駆使した工学による課題解決に対応する能力を養成し、持続的社会の実現のあり方を自ら考える思想を培う教育を重視しています。
知識偏重の教育に偏ることなく、工学分野の汎用的な知識と技能の調和に配慮し、工学の基本に力点を置いた教育と研究活動を実践しています。
学部長より皆さまへ
東海大学 工学部長
山本佳男
Invest in yourself to envision your future!
2022年4月に東海大学は、全学的な改組を成し遂げ、工学部は、より近未来志向型の新しい工学部に生まれ変わりました。それは、皆さんひとりひとりが将来を思い描き、その実現に向けて一歩一歩前に進んでいくためのお手伝いをする、いわば道標(みちしるべ)となることをミッションに掲げる新しい学科・専攻です。
皆さんがここで学ぶ学問分野は工学です。工学とは実学、つまり人々の生活の質(QOL)を向上させるモノを作り出す学問です。それは、皆さんを乗せて宇宙や空にいざなうモノだったり、AI機能を備えて皆さんの生活を楽しく便利にするモノだったり、地球環境に優しくサステナブルなモノだったり、皆さんの健康寿命を伸ばすお手伝いをするモノだったり、そしてそれらは、ロボットや半導体のように形のあるモノから、形があっても分子レベル・ナノレベルで目に見えないモノ、そしてソフトウェアのように形のないモノにいたるまで、多種多様なモノが皆さん、そして地球の将来を豊かに支えます。
まずは皆さんがどんなモノに興味をもっているのか、夢と希望を聞かせてください。東海大学工学部は、その夢と希望を実現に導くためのロードマップとそれに必要な道具(ツール)を提供します。さあ、あなたは真っ白いキャンバスにどのような筆でどのような夢を描きますか?
テクーンについて
工学部をやさしく見守る存在、テクーン
工学部では、化学と物理学が必須です。
このテクーンは、その両方に化られる動物として、工学部のとある部屋で生まれました。
このテクーン(Teccoon)の名前には、3つの思いが込められています。
まず、Tokai Enginieering(東海大学工学部)。
次に、Technorogy(技術)。
そして、化けられる動物であるRaccoon(タヌキ)。
この3つをつなぎ合わせて、Teccoon(テクーン)と名付けられたのです。
テクーンは、日々工学を学び、技術を磨く学生達を見守り、
時には実験を行う学生に安全確認・対策の大切さを伝えるために、
今日も工学部のどこかで、化けているのかもしれません。