自分なりに課題解決する楽しさを実感できる航空宇宙学科航空宇宙学専攻4年 ウォラポンサトン・ニシャーコンさん
東海大学の魅力を学生たちに語ってもらう「コウガクの魅力発見」。今回は、航空宇宙学科航空宇宙学専攻4年(水書研究室)のウォラポンサトン・ニシャーコンさん(タイ出身)にインタビューしました。
子どもの頃から飛行機や宇宙に関する話題が好きだったのがきっかけです。小さいころには航空会社に勤めている親戚からもらった飛行機の模型で遊んでいたり、中学生では『宇宙兄弟』のアニメにはまったり、ずっとこの2つの分野が身近にありました。高校生の時に、東海大学の学内説明会に参加したときに航空宇宙学科があることを知って、この学科を受けようと決めました。
――航空宇宙学科の特徴は?
航空と宇宙に関する幅広い分野の授業が開講されていることですね。さまざまな知識を自分の興味に応じて学べるのでやりがいもありますし、自分なりに課題を見つけて解決していく楽しさも実感できます。最初は専門用語が難しいと思っても、ノートをしっかりとって集中して勉強すれば自然と身についていきます。
あと、先輩と後輩のつながりが深くて、学生同士の仲がいいのも特徴だと思います。私自身も留学生ですが、日本人学生ともすぐ仲良くなることができました。
――東海大学の魅力はどこですか?
東海大では19もある学部で日本人とさまざまな国からの留学生が学んでいます。そのためさまざまな文化や考え方に触れることもできるのが魅力だと思います。体育の授業では、他学部・他学科の学生と一緒に柔道の授業を受けたのですが、これも私にとって刺激的な体験でした。
また留学生向けに日本の文化や社会に関する授業なども開講されていて、日本文化についてより深く、広く学ぶこともできます。
――現在どんな研究に取り組んでいますか?
航空宇宙学科の水書稔治教授のもとで、デトネーションエンジンという次世代技術の研究をしています。ロケットや飛行機の世界を変えると言われている技術なのですが、その中でもエンジン内部で起きている現象を分析する基礎研究に取り組んでいます。
航空宇宙学科では3年生から研究室に配属されるのですが、研究室に入ってから磨かれる力が本当に大きいと感じています。実験の方法や条件を考えたり、そのために学びなおしたりする中で、自分の考えをまとめて伝える力がぐっと伸びました。大学生活が本当の意味で充実するのは研究室に入ってからだなと、いつも思っています。
――高校生へのメッセージをお寄せください。
東海大学は全国のキャンパスにさまざまな学部があります。もし今目標が決まっていなければ、一度オープンキャンパスに参加するのがお勧めです。その中から、きっと興味が持てる分野が見つかるはずです。それでも見つからなければ、自分の得意な科目や特技などをベースに進路を決めていくのもいいかもしれません。得意分野であれば、知りたいこと、やりたいことも見つけやすいと思います。
また留学生なら、大学に入る前に日本語で話す訓練をたくさんしておきましょう。寮などで生活をしていると同じ国の人とばかり話しがちになるかと思います。その殻を破って、たくさんコミュニケーションをとる練習をしておけば、大学生活をよりムーズに始められますよ。
【航空宇宙学科航空宇宙学専攻紹介ページ】
http://www.tec.u-tokai.ac.jp/course_01#d1
【航空宇宙学科独自サイト】
【水書研究室ウェブサイト】