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2022.01.12 地に足の着いた知識やスキルが身につく
大学院医用生体工学専攻1年 夏苗さん

学校生活

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2022.01.12

地に足の着いた知識やスキルが身につく
大学院医用生体工学専攻1年 夏苗さん

東海大学の魅力を学生たちに語ってもらう「コウガクの魅力発見」。今回は、大学院工学研究科医用生体工学専攻1年の夏苗さん(工学部医用生体工学科卒 中国出身)にインタビューしました。

――医用生体工学科に進学したきっかけは?

看護師の資格を持っており、医療制度が整っている日本で医療の品質保証の面を学びたいと思ったのがきっかけです。中国でも医療の発達は目覚ましいのですが、制度が整っていないところもあり、最新の機器を扱える人材もまだまだ不足しています。東海大学では、専門知識を学んだうえで、医学部付属病院で実習できるため、医療制度と臨床工学技士の知識、実務のすべてが学べる点に魅力を感じました。

――医用生体工学科の魅力は?

基礎から専門的な内容までを段階的に学んでいくことができるので、地に足の着いた知識やスキルが身につきます。先生方も学生の学習状況に合わせた指導をしてくれますし、理工系の授業で分からないところなどを気軽に質問できる「S-Navi」という学習支援室や修士課程の先輩が勉強や日常生活などをサポートしてくれるチューター制度もあるので、とても助かりました。

大学院生になると企業などでのインターンシップができるのも魅力です。私は医療機器の認証機関で実務を経験したのですが、医療に関する法律の知識はもちろん、企業・病院とは異なる業務についても理解を深められました。

――学科の雰囲気は?

とても親しみやすい人が多い学科です。入学前には「外国籍の学生でもなじめるかな」と不安もありました。ところが入学直後の新入生歓迎会で先輩がやさしく接してくれた上に、同級生ともすぐにLINEのアカウントを交換して、その不安はすぐになくなりました。

――手掛けている研究について教えてください

人の脳波と表情の変化の関係を分析しています。人間は、他人の表情に敏感に反応する特徴を持っていて、大脳皮質の一部がその役割を担っていることが分かっています。ところが認知のメカニズムはわかっていないことが多いので、その謎を解明していきたいと思っています。

人の性格が違うように、脳波も人によって異なります。そのため難しい面も多いのですが、さまざまな計測機器を使ってアプローチできる魅力的な研究だと感じています。

――高校生へのメッセージをお寄せください

臨床工学技士の仕事や医療機器の開発に興味のある人には東海大学がどこよりもお勧めです。専門的な知識を磨けるのはもちろんですが、医用生体を中心に専門外の分野の授業を受講して知識の幅を広げられるのも総合大学ならではの良いところですね。また、海外の協定校に留学する海外派遣留学や東海大学が所有している船を使って行われる「海外研修航海」などもあって、授業以外のプログラムも充実しています。

興味のあることにたくさん挑戦できて、やる気さえあれば夢をかなえられる。東海大学はそんな場所です。

※医用生体工学科は2022年4月から医工学科となります。先端医療を支える医療技術、医療機器・医療システムに関する専門知識、さらに工学的分野と医学分野を融合させた知識・技術を身に付けた臨床工学技士や工学技術者を育てます。工学を通じて医療に貢献できる人材を育成します。

【医工学科紹介ページ】

http://www.tec.u-tokai.ac.jp/course_04

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