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2021.08.05 専門分野の課題を解決する力が身に付く
工学部電気電子工学科4年 越後谷菜々さん

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2021.08.05

専門分野の課題を解決する力が身に付く
工学部電気電子工学科4年 越後谷菜々さん

(リード)
社会にあふれるさまざまな課題に挑み、未来を切り拓く力を磨く――。航空宇宙に機械や化学、電気通信、エネルギーなど「工学」がかかわる幅広い分野を学べる東海大学工学部。そのフィールドを活用し活躍している学生たちに突撃取材! 今回は、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)の社員として働きながら、国内大学留学制度を利用して本学で学んでいる電気電子工学科4年の越後谷菜々さんに、同学科の魅力を語ってもらいました。

―就職後に大学に進学しようとしたきかっけは?
 高校卒業時には、大学に進学しようという気持ちはなかったんです。ところがJR東日本に就職して電気技師として仕事を始めたとき、大学卒の同僚や先輩と自分の間に大きな能力差を感じて、衝撃を受けました。知識はもちろん、コミュニケーション能力や礼儀作法などあらゆる面で課題を感じたのです。「何とかしたい」と思っていた時、社員として働きながら大学で学ぶ国内大学留学制度があることを知り、すぐに応募しました。いくつかの候補の中から東海大を選んだのは、過去にこの制度を使って東海大を卒業した先輩たちから「いい大学だよ」と進められたのが理由です。

―電気電子工学科の授業や雰囲気はどうですか?
授業をしっかり受講し課題に取り組めば、専門分野の知識が身に付く学科だと思います。先生方にわからないことを質問すれば丁寧に説明をしてくれるので、分からないところがそのままになることはありませんでしたね。

先生や同級生、先輩たちはいずれも気さくでいい人たちばかりです。今は卒業研究に取り組んでいるのですが、実験の方法も丁寧に教えてくれるし、先生にアドバイスをもらいながら自分で実験計画を立てていくこともできています。とても充実していて、楽しい毎日ですよ。

―大学で学んだことは?
電気に関する幅広い知識が身に付いたことで、職場で携わってきた仕事への理解が深まったと思います。職場では、それぞれの業務の進め方を学ぶものの、その背景にある電気的な法則や仕組みを実験や研究で学ぶ機会はなかなかありませんでした。大学で学んだことでその背景を理解し、視野も広がりました。

もちろん学んだ知識のすべてがすぐに仕事の役に立つわけではないとは思います。それでも、さまざまな電気電子分野に関わる幅広い知識や、電気電子工学に関する課題を解決するうえで必要になる物事の考え方が身に付いたことは、将来必ず役立つはずです。

―高校生へのメッセージをお願いします。
高校を卒業した後、就職するのもよいと思うし、大学に進学するのもいいと思います。ただ進路を決める時には自分なりに目標を持つようにしてください。常に目標を立てるように心がけ、それを積み重ねていくことで、自分が選んだ進路での毎日がより充実したものになるはずです。

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