2018.05.23
日本機械学会の若手優秀講演フェロー賞を受賞
日本機械学会の若手優秀講演フェロー賞を受賞
工学研究科・倉本文治さん
大学院工学研究科機械工学専攻2年次生の倉本文治さん(指導教員=工学部機械工学科・落合成行教授)が4月23日に、日本機械学会の若手優秀講演フェロー賞を受賞しました。
【受賞概要】
日本機械学会主催の講演会参加者の中から、研究内容の新規性が高く発表態度に優れた若手研究者に贈られる賞です。
【受賞タイトル】
「ジャーナル油膜軸受における油膜の速度勾配とキャビテーションの可視化」(日本機械学会2017年度年次大会発表)
【受賞のコメント】
―受賞の感想をお聞かせください
表彰式で他大学の研究者の方々とともに賞状を受け取ることができ、研究を評価していただけたことに喜びを感じるとともに、“これまで以上にしっかり成果を上げなければならない”との責任感が高まりました。
―受賞できた理由は?
落合先生の指導のもと、仲間と切磋琢磨する環境で研究できたことが受賞につながったのだと思います。
―機械工学科の魅力は何ですか?
機械工学科は、自動車からロボット、軸受など機械全般に関する知識を学ぶことができます。特定の分野に特化するのではなく、機械について広い知識を学びたいと思っていた私にはうってつけの学科でした。
授業では、チームでゼロからロボットをつくるという目標に挑む『入門ゼミナール』や、手書きで機械図面を書くことで手順やルールをしっかり学べる製図の授業など特徴的な授業があるのも魅力だと思います。
学生が悩んだ時、先生は安易に答えを教えるのではなく、私たち自身が答えにたどり着けるよう指導してくれるので、自分で課題を解決するため、自ら学ぶ力がついたと感じています。
―将来の夢は?
将来は機械系の企業に就職し、ユーザーに喜んでもらえるような製品の開発に携わりたいですね。