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2021.11.25 幅広い分野の企業に就職できる
大学院機械工学専攻1年・笹本悠太さん

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2021.11.25

幅広い分野の企業に就職できる
大学院機械工学専攻1年・笹本悠太さん

工学部各学科の魅力を学生たちに語ってもらう「コウガクの魅力発見」。今回は、昨年行われたサイエンスインカレでエアー・リキッド賞を獲得した笹本悠太さん(大学院工学研究科機械工学専攻1年)に、機械工学科卒(2022年より機械システム工学科)の魅力を語ってもらいました。

――機械工学科を選んだ理由は?

高校生の頃、漠然と航空機の整備士になりたいなと考えていました。でも進路を具体的に考えたときに、「大学に行った後に夢が変わるかもしれない」と思ったのです。それであれば、元々得意だった物理を軸に、より幅広い分野を学べる学科にした方がいいと思い、機械工学科への進学を決めました。

――機械工学科はどんな学科ですか?

1年次の授業で高校の物理や数学で学んだ内容の振り返りからやってくれるため、入学直後からつまずきにくいのがいいところだと思います。3年生までの授業は講義がメーンなのですが、専門科目の授業も丁寧に指導してくれるため講義の内容をしっかり理解できれば問題ありません。

また、とにかく幅広い業界で卒業生の方が活躍しているので、就職活動をしやすいのもこの学科の特徴です。興味のある企業を見つけたときに先生や職員の方に相談すれば、すぐに紹介してくれますし、卒業生の方も親身になって接してくださいます。「幅広さ」に魅力を感じてこの学科を選んだ私にとっては、本当にありがたい環境です。

さらに各研究室で、共同研究が盛んに行われているため企業の方と接する機会が多いため、社会人としての適切な接し方や言葉遣いなどを、研究をしながら学べるのも特徴です。

――現在、どんな研究を手掛けていますか?

フィルムや紙、箔といった薄くて柔らかいもの(ウェブ)を取り扱うウェブハンドリングという技術を研究しています。もともとはロール状に巻いた紙に大量印刷するときに生じる摩擦やずれなどを科学的に分析する技術として研究が始まった分野です。

印刷や材料開発技術の進歩によって、より新しい材料にさらに薄く、かつ大量に印刷できるようになっています。特に近年では、スマートフォンに使われる半導体もこの手法で作られるようになってきており、加工段階で高い精度が求められるようになっています。その一方で、ロール状に巻かれたさまざまな材料を印刷にかけたときに、どのような力がロールにかかっているのかを正確に知るのがとても難しく、技術開発の妨げになっているのです。その課題を改善するため、ロール内で材料にかかっている力を計算するプログラムの開発を進めています。

――大学生活の魅力は何ですか?

高校生までは、授業も部活動も、与えられた環境の中で楽しむイメージが強いですが、大学はすべてが自分次第です。その分、高校生まででは味わえなかった充実感や面白さがあります。

また大学生活は、テストも研究も基本的に「団体戦」です。テスト勉強も友人と一緒にすると格段にはかどりますし、研究は同じゼミの友人などと協力しなければ成り立ちません。そのため、とにかく大学に入ったら友人を作りましょう。そうすれば、大学生活がさらに充実しますよ。

【機械システム工学科紹介ページ】

http://www.tec.u-tokai.ac.jp/course_02

【笹本さんのサイエンスインカレ受賞記事】

https://www.u-tokai.ac.jp/news-notice/14990/(東海大学オフィシャルサイト)

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