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2021.11.11 メリハリをつけて部活と勉強を両立
藤橋きらりさん(応用化学科3年)

学校生活

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2021.11.11

メリハリをつけて部活と勉強を両立
藤橋きらりさん(応用化学科3年)

工学部各学科の魅力を学生たちに語ってもらう「コウガクの魅力発見」。今回は、応用化学科3年でラクロス部のアナライザーとしても活躍している藤橋きらりさんに学科の魅力や部活との両立の秘訣を語ってもらいました。

―応用化学科を選んだ理由は?

オープンキャンパスで応用化学科のブースを訪問したのがきっかけでした。体験実験が面白くて、先生方の解説もすごくわかりやすかったのが印象的で、学生さんたちの雰囲気もよかったことも手伝ってこの学科に決めました。

―応用化学科はどんな学科ですか?

化学はもちろんのこと、実験のやり方や考察の進め方などについて、基礎から専門までの力がしっかり身に付く学科だと思います。私自身、高校では物理を選択していて、化学はあまり得意ではなかったのです。それでも授業をちゃんと聞いて、分からないところがあれば友人や先生に質問することを繰り返すうちに理解できるようになりました。

その点は実験も同じです。大学の授業では、実験結果をもとに自分なりに考察を考えてレポートを提出するのですが、高校で考察のまとめ方までしっかり学んでいる人は少ないと思います。私も最初は結果のまとめ方すらわかっていませんでした。でも何度も繰り返すうちに、自分に合った結果のまとめ方や考察のスタイルが身に付いていきました。先生方は日本語の適切な使い方も指導してくれるので、読みやすい文章を書く技術が磨けたのもよかったと感じています。

―学科とラクロス部との掛け持ちは大変ではないですか?

入学したての頃は時間のやりくりが大変でしたね。実家から1時間半かけて通学していてアルバイトもしていたので、「やることが多すぎて無理!」と思った瞬間もありました。でも、部活動をやっているといいこともたくさんあります。

ラクロス部は日本一を目指して活動しているので、部内のルールもしっかり決まっています。その分、メリハリのある生活ができるようになるし、私自身も人として大きく成長できたと感じています。同じ学科の友人とは支え合いながら勉強も頑張ってきたし、新型コロナの流行で家から出られず孤独を感じがちだった時期を支えてくれたのも部活の仲間たちでした。

―両立のコツは?

私の場合、生活にメリハリをつけるようにしています。勉強や部活の時にはそれぞれの目標に向かって集中し、休む時はとことん休む。眠くて仕方のない時には、まず体を休めてから課題に取り組むようにしています。

―高校生へのアドバイスはありますか?

自分の進路を選ぶ時には、「自分で決める」ことを大切にした方がいいと思います。自分で決断したことや自分が心から好きだと思っていることなら、多少のことがあっても頑張れるし、成長もできます。決断を他人任せにしてしまうと、ちょっと辛くなった時に気持ちが離れてしまい、頑張り切れないように思うんです。だからこそ、自分の意見を大切にしてほしいですね。

また、大学入学前には、各教科の基礎を復習しておくことをお勧めします。それをやっておくだけで、入学直後の授業がかなり楽になりますよ。高校の教科書や参考書を一通り読み返すだけでもいいと思います。「全部を読むなんて遠回りじゃない?」と感じるかもしれませんが、結構効果はあります。

そして何より、「大学生活って相当楽しい」ってことを伝えたいですね。大学では、高校まででは出会えなかったような人ともたくさん合うし、刺激もたくさんもらえます。学科では専門知識を磨き、部活動では人間的に成長できる、ものすごく充実した毎日が送れますよ。

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