高倉葉子先生がMathematics and Its Applicationsにて招待講演
動力機械工学科の高倉葉子先生が国際会議Mathematics and Its Applicationsにおいて”Moving coordinate method and its applications”に関する招待講演を行いました。
圧縮性流体の数値解析法のパイオニアであるSergei K. Godunov氏の90歳の誕生日を迎えての記念の催しで、同氏の長年の功績を皆で祝福し分かち合いました。
ブルーの襟の開襟シャツをお召しになっているのがGodunov氏です。
高倉先生は開催中、ノボシビルクス大学のホテルに宿泊されました。
宿泊施設はとても綺麗で、特に噴水の夜間照明は昼間からは想像もつかないほど美しかったそうです。
午前中はノボシビルスク大学で、午後は大学より東に徒歩15分のところにあるロシア科学アカデミーの機関 Sobolev Institute of Mathematicsで学会があり、オープニングセレモニーやバンケットなどの特別の催しがあるときは大学から南に徒歩15分ほどのところにある(Sobolev Instituteから歩くと30分ほど離れた)House of Scientistsで行われたそうで、高く生い茂る緑の街路樹を目にして談笑しながらの移動は大変心地よい運動になったそうです。
意外にも中古の日本車が好まれているようで、建物の周りや道路には、多くの日本車が見られたそうです。
学会開催期間中にサプライズで高倉先生の誕生日祝いが催され、お祝いの花束を貰ってとても喜んでいらっしゃいました。
流体力学の数値解析の専門家として一時代に関わる仕事をなされて、笑顔でロシアを後にされた高倉先生。
分野の発展のため、ご自身のため、動力機械工学科のために、
末永いご活躍を祈念いたします。
工学部動力機械工学科
高倉 葉子 先生
研究室HP
http://www.ed.u-tokai.ac.jp/takakura/
http://www.ed.u-tokai.ac.jp/laboratory/takakura/