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2021.10.08 工学を航空機や宇宙開発に生かす
航空宇宙学科航空宇宙学専攻4年・竹澤菫さん

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2021.10.08

工学を航空機や宇宙開発に生かす
航空宇宙学科航空宇宙学専攻4年・竹澤菫さん

社会にあふれるさまざまな課題に挑み、未来を切り拓く力を磨く――。航空宇宙に機械や化学、電気通信、エネルギーなど「工学」がかかわる幅広い分野を学べる東海大学工学部。そのフィールドを活用し活躍している学生たちに突撃取材! 今回は、工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻の魅力を同専攻4年で、スチューデントアチーブメントセンター・Tokai Dream Space Teamの代表も務める竹澤菫さんに語ってもらいました。

―航空宇宙学科航空宇宙学専攻を選んだ理由は?

子どもの頃から宇宙に興味があって、いつか宇宙に携わりたいと思ってきたんです。もちろん宇宙物理も気になったのですが、「宇宙で使われるものをつくる仕事に就けば、目に見える形で世の中に貢献できる」と思い、工学の視点から航空・宇宙を学ぶ航空宇宙学科に進学しました。

―航空宇宙学専攻のよいところは?

工学全般にわたる幅広い知識を学ぶので、将来の選択肢が広がるところですね。授業では、流体力学や材料力学といった「4力学」やデータ解析方法などの基礎をしっかり身に付けて、それを人工衛星や航空エンジンの開発に役立てる力も付くようにカリキュラムが組まれています。航空宇宙に関わる幅広い分野を研究している先生がいるので、自分の関心がある分野を選べるのも魅力だと思います。

―学科の雰囲気は?

とにかく「飛行機」や「宇宙」が好きな人が集まっているので、活気があります。そのため、周りに引っ張られて、入学してから大きく成長する人も多いのが特徴だと思います。また、実験の授業後のレポートなども仲間と一緒に話し合いながらまとめていきますし、周囲と相談する場面も多いので、自然とコミュニケーション力もついてくるのもよいところですね。

―Tokai Dream Space Teamの活動についても教えてください

この団体は、今の日本社会から求められている「新しいことに挑戦しつつ、かつ失敗しない人材」になるにはどうしたら良いのか、イベントを通じ人に教えながら活動している団体です。毎年中学生から社会人までが参加するペットボトルロケットの競技大会を開いて、参加者の方に挑戦と高信頼性のものつくりを体感いただいています。

高校までは与えられた課題をこなす日々を送っていた私でしたが、ここでは自分で考え活動することが求められます。何を、なぜやりたいのか、それを何度も考えたり、議論したりする中で「自分で考える力」や「論理的に考える力」「交渉力」「段取り力」など、社会人になるためのステップとして重要なスキルが身に付きました。活動を通して培った力は、今、卒業研究を進める中でも役立っていますし、将来のためにもなっていると思っています。

―高校生にメッセージをお寄せください

大学では高校までと違い、自由という名の責任が自らに降りかかってきます。自分のやりたいことへ突き進む自由も、何もしない自由も選択ができるのです。つまり、大学での4年間は自分次第で大きく変わるということです。自分が将来何をしたいのか、大学では何をしたいのか、未来から考え始めることも大事ですが、今自分が好きなことを極めていくうちにやりたいことが見つかる、なんてこともあると思います。私自身、大学で勉強し、サークル活動をする中で目標が少しずつ変わっていきました。

航空宇宙学科のように幅広い分野に通ずる学問を学べる学科であれば、自分が将来やってみたいことや、自分は将来何をやりたいのかへのヒントが見つかると思います。「宇宙」や「航空」に興味のある人は、ぜひ、航空宇宙学科を訪れてみてください。

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